当協会について

会長あいさつ

会長あいさつ

 監査役・監査委員・監査等委員・監事(以下、「監査役員」という)は、コーポレート・ガバナンスを担うものとして広く社会と企業の健全かつ持続的な発展に貢献しています。
 公益社団法人日本監査役協会は、1974年の設立以来、監査役員に対する支援を行ってまいりました。2011年の公益社団法人への移行の際には「監査役の理念」及び「日本監査役協会の理念」を制定し、2024年5月の設立50周年には、タグライン「進化するコーポレート・ガバナンスの担い手として」を掲げ、監査役員が企業統治体制の確立と運用を主体的に担うことを打ち出しました。

 当協会の主な活動としては、監査役員に必要な知識が習得できる研修会・講演会や監査役全国会議の開催、会員相互の意見・情報交換の場である実務部会等の運営、「監査役監査基準」など監査役員の行動指針やベストプラクティスの提供、監査実務に関する調査・研究、各種報告書の作成などがあります。また、中小規模会社の監査役員向けの事業や監査役員のスタッフ向けの活動にも力を入れ、多様化するニーズにも対応しております。さらに、法務省、経済産業省、金融庁、東京証券取引所、日本公認会計士協会等の各種委員会に参画するなど、関係団体との交流も深めております。

 今後、会社法改正やコーポレートガバナンス・コード改訂が予定されており、監査役員を取り巻く環境は更に変化していくことが予想されます。当協会は、こうした変化にも的確に対応し、監査役員の皆様がその役割を十分に発揮できるよう、活動の更なる充実に努めてまいります。

 現在、当協会には、約7,900社、約9,700名の方々に会員としてご登録いただいております。会員の皆様には、引き続き協会活動へのご理解とご協力をお願いするとともに、未加入の監査役員の皆様には、是非ご入会をご検討いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

2025年11月 公益社団法人日本監査役協会 会長  山田 龍彦

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